株式投資 現物取引と信用取引

株式投資には現物取引と信用取引の2つがある。初心者は基礎を固めて現物取引から行うのがいいでしょう。個人の方で初めての人は特に入門用のセミナーなどには一度は行って勉強と共に情報を集めていただきたい。本や講座で学ぶのもよいですね。

株式投資の初心者は現物取引から

株式投資には、現物取引信用取引2つがあります。

まず、信用取引とは、株を購入できる分を投資した金額を担保として投資金額のおよそ3倍まで買うことができます。 特に株式投資初心者現物取引からじっくりとおこなうことが身の丈にあった投資ということでよいのではないでしょうか。

現物取引とは、株を購入できるのは投資を行う金額分のみになります。現物取引をもう少し詳しく説明すると、株の売買は投資の金額の範囲内でしか行わないということが現物取引です。企業の株を所有していますので企業の利益の配当(利益還元ですね)を受け取る権利は当然ありますし、株主優待なども受けることができます。それに想定したことと違って買った株が予想より株価が下がってしまった場合や、投資した企業が倒産というとんでもないことになったとしても現物取引の場合、投資金額以上に損失にはならないわけです。

株式投資の信用取引の例

信用取引をもう少し詳しく説明すると、投資した金額を担保として約3倍の株を購入できるのが信用取引なのです。

まずはいい方向にいった場合ですが当然、約3倍の株を買って利益が出せたら株を売った売却の差額分がすべて利益になりますね。例えば、100円の株を2000株買いました。10円株価が上がった時の利益は、2万円になりますね。これが3倍買えるのですから同じ値動きだけで、6万円の利益になるわけです。

また、信用取引は株価が高い時に株を借りて売却し、安くなった時点で購入(買戻し)で差額分利益とすることも可能です。

悪い方向へいった場合には、損失3倍になることを頭においておきましょう。場合によっては担保以上損害になることにもなりますので非常に注意が必要なもの信用取引ともいえるでしょう。